美しく軽やかな日々。

主婦となった編集者ライターの、美と健康と生活まわりのこと。

夫婦なんだから、夫婦だからこそ。

私の夫は11歳年が上で、

一見すると真面目で誠実そうで紳士的な雰囲気なんですが、

実際はかなり不思議さんで…結構驚かされることが多い。

 

凄く、凄く優しいのだけど、

それを上回る無関心さが見え隠れしているので、

頻繁に「私のことどう思ってるんだ…?」という気持ちになる。

 

私は三姉妹の末っ子で、自己中心的で他力本願で甘え上手で、

絵に描いたような末っ子根性の持ち主なのだけど、

夫もひとりっこ坊ちゃん育ちで、マイペースかつ自由な人で、

時にとてつもない反発が生じる時がある。

 

本当に何を考えてるのかが分からない。

割と無表情で、無口で、リアクションも薄い…。

「私に興味ある?」って問いたくなるくらいで。

最初の頃は相づちもあまりしてくれなくて、本当にイライラした。

「聞いてる?!」って何度怒鳴ったか。

 

最近になって分かったのが、

夫は手先は器用なのだけど、同時進行ができないので、

車の運転をしながら会話したり、

ごはん食べながらお喋りも楽しんだりっていうのが苦手みたい。

 

運転中は運転に集中し、食事中は食事に集中しているのだ。

 

私は運転中に会話したりもできるし、

食事中はお喋りに夢中になってお酒も進んで楽しいし、

家族や女友だちと普段やっていることを

夫に求めただけだったのだけど、ハードルが高かったらしい。

 

だからドライブ中も食事中も、私たちはほぼ無言。笑

飲食店で周りの家族連れやカップル、友だち同士で来てる人たちは

お喋りが盛り上がっていて楽しそう。

だけど、私たちのテーブルは静かで…。

ちょっと虚しさを感じることもあるんだけど、慣れてきた。

 

ハラハラしたりイライラしたりと、正直疲れることもある。

けど、私の夫が夫でよかったなって思うことの方が圧倒的に多くて、

本当にありがたい。

 

そう思えるようになったのはここ最近で、

それまで私自身も夫のことどう思ったらいいのかが分からなかった。

我々の出会いは婚活アプリだったんだけど、

私自信は興味本位で登録して結婚する気もなくヒマ潰しにしたかっただけ。

そこで一発目に出会ったのが夫だった。

 

夫はひとりっこで、

ご両親からの「結婚」「孫」プレッシャーに遭っていたので、

出会ってしばらく友だち付き合いをして交際、すぐ同棲した。

なので、実のところ最近まで自分の気持ちが

ちゃんと付いて行っていなかったというか、

世間一般で言われる「夫婦像」になることばかり考えていた。

 

私はフリーランスのライターであり、主婦であり、妻であり…。

そんな呪縛の中で過ごした結婚1年目は地獄だった。

結婚と同時に事務所を借り、そこを拠点に仕事を始めたんだけど、

マイペースの夫は仕事を増やそうという素振りを見せなかった。

 

「支払先が増えたんだから、もっと自覚して!」

そんなことを言って私がひとりでギスギスしていた矢先、

夫の知り合いからの紹介で21歳の女の子が事務所にやって来た。

夫のアシスタントというポジションだった。

 

「アシスタントに給与も払わないといけないから仕事がいる」

最初、夫も例の如くマイペースで彼女に来てもらっても、

遊ばせているだけだった。

しかし、日当払いなので彼女が座っているだけでお金を払わないといけない。

それでしばらく私はイライラしていたし、夫を責めまくった。

 

夫もようやく危機感を持ちだし、

知り合いのデザイン事務所やなんかから仕事を請け負うことになった。

アシスタントは、ありがたいことによく出来る素直な子で、助かった。

 

しかし、全然目標額に達してない。

当初予定していた仕事量や額が徐々に減っていき、

今現在もなんだけど、お尻から火がついた状況だったりする。

 

私自身も夫のことばかり言っているが、全然できなかった。

仕事と主婦業を両立するのがキツい。

家計管理も事務所経費の管理もグチャグチャ。ゴチャゴチャ。

 

お手上げ状態で私は途方にくれていたんだけど、

最近考え方が変わってきた。

雑誌やテレビ、ライフスタイル系の本に載っているような人と

自分を重ねてはいけなかったんだ。

私たち夫婦を重ねてはいけなかったんだ。

 

まず、自分たちが出来ることからするしかない。

私はまず夫を信じること、夫を追い詰めないこと、

夫を大切にすることにした。

 

私は自分のことを棚に上げて、夫を責めてばかりいたから。

せっかく夫婦になったのだから。

私たち夫婦だからこその生活を考えていかないといけない。

メディアの情報に振り回されず、

自分たちのライフスタイルを見極めていきたいと思う。