日々、フジマキコクバン。

大阪在住。フリーの編集者兼ライター・フジマキユウコが書いています。

間に合わない。今を乗り越える。

まだ32年とかですがね。

自分の人生を振り返ってみると、

なんてワガママで贅沢なんだろうと思う訳です。

 

やりたいことしかやってこなかった人生。

やりたいことの中に、ほんのわずか、やりたくないことがあっただけで、

高校に進学してからは、自分が決めたことをやる。

気が済んだらやめる。また、新しいことをやりたくなって、やる。

ホント、それだけです。

 

長く続けることの大切さも分かっているのだけど、

私はそこを重要視していないので、「これやりたい!」と思ったことに、

どんどんチャレンジしていくのが合っているのだと思います。

飽きっぽく、集中力がない。

そんな自分に嫌気がさしますが、

自分との付き合い方の大切さというか、そういうのにも早くから気が付きました。

 

他の人を羨んでも、私には出来ない。

 

今、私は、いろいろ方向転換の時期を迎えています。

いや、方向転換したいと強く思っているのです。

旅行誌や情報誌に携わる編集・ライターとしての活動も、

やり甲斐もあるし楽しいのだけど、

これを40代、50代になっても続けるのかというとそうじゃないなと。

私は私の仕事を、そろそろ作らなければならないんじゃないか。

そう思うようになりました。

 

お金を稼ぐ仕事も大切なんだけど、

日々の私にしかできない仕事ってなんだろう。

一生やり続ける仕事が欲しいのです。

 

各地で起こる自然災害をニュースで見聞きするようになり、

実際、自分の身近でも起こるようになり、

どこか他人事だったものが、リアルに感じるようになりました。

私の仕事で誇れることは、

人の話をとにかく聞けるチャンスがあることで、

それを自分で咀嚼し、文章にできることが誇りだったのに、

それだけじゃ足りないような気がしてならないのです。

 

編集・ライターとして、それが正しい。

自分で体験していないことを、その道のプロに聞き、理解し、

分かりやすく人に伝えること。

 

じゃあ、例えば自然災害が起きて、電気が使えなくなったら、

スマホもカメラ(もはや電化製品)、パソコンもプリンタも使えない、

そんな事態が発生したら…。

私は何もできないんだということが、日に日に不安になってきているのです。

「そんなの、今、みんなそうじゃん」

と言われれば、そうなんです。

でも、それでいい人はそれでいいし、私が不安で気になっているだけなんです。

 

もっと、生きるチカラを強めたい。

そういう知識と経験とがあれば、私は自分と周りの人くらいは救えるかもしれない。

人に伝えることができたら、もっと協力関係を築けるかもしれない。

 

もっと言うと、私は今自分がいる環境を一度リセットしたいと考えています。

仕事も、生活基盤も。安定したもの、充実したもの、便利なものなんていらない。

便利じゃなくてもいいし、人やテクノロジーよりも、

もっと自然とか季節とか生き物と繋がっていたいと思うようになりました。

 

今、私は“多拠点移住”に興味があります。

定まった拠点なんていらないのです。

私が行く先々が住まいとなり、仕事場になればいいと思っていて、

それこそが、ものすごく難しいという現実に直面しています。

 

デザイン的で機能的な家なんていらない。

テントを背負って、辿り着いた先で、コーヒーとドーナツを売り、

日々を記録する。1ヶ月や1年サイクルの雑誌やムック本ではなく、

ずっと読んでもらえる本作りをしたいと。

 

私は本を作りたいし、生活を仕事にしたいんだと思います。