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日々、フジマキコクバン。

大阪在住。フリーの編集者兼ライター・フジマキユウコが書いています。

自分の強み。

ヒビ ベンキョウ

あんなことしたい!

こんなことしたい!

 

あんな人に会いたい!

こんな人に会いたい!

 

あんなところに行きたい!

こんなところに行きたい!

 

10代20代ときの自分が、

今の自分を見たらきっとゲンナリするに違いない。

 

やりたいことも言いたいことも山ほどあった若いときの、

有り余るエネルギーなんていうものは、今の私には1gも残っていないからだ。

 

夢見てた仕事に就けた。

一度は諦めて違う仕事をしたり、いろんな経験を積んだ。

しかし、やっぱり自分には今の仕事しかないと思った。

 

28歳でフリーの編集ライターになったとき、

やりたいことよりも何よりも、実績と信頼がいると思った。

自分が求めていることよりも、

まずは仕事をちゃんともらうための土台がいる。

だから、寝る時間や遊びに行く時間を我慢してとにかく働いてみた。

 

「好きなことを仕事にしているんだから」

自分にとって魔法の言葉だった。これを心の中で唱えたら、

どんな辛い状況であって頑張れるような気がした。

 

周りの支えもあって、

ありがたいことに仕事は途絶えなかった。

好きなことをしている。どんな仕事も楽しんでやれてる。

そう思うことで、自分を保てていたと思う。

 

あるとき状況が一変した。

体調を崩しがちになり、仕事の量が激減したのだ。

そういう時期だっただけなんだけど、

ふと自分の働き方について考え込んでしまった。

見て見ぬふりしてたこと、怖くて考えないようにしてた将来のこと、

頭の中で廻らせてみたのだ。

 

ふと、

自分の中にいるぐったりと座り込んでしまっている

もう一人の自分みたいな奴が言った

「こんなこといつまで続けるんだろう」って。

 

見失っていた。

目の前の仕事や作業に追われて、全然気が付かなかった。

必至になり過ぎて、周りのことも自分のことも理解できず。

生活を安定させるために必至すぎて、

仕事が面白いとか、遣り甲斐があるとか考える余裕がなくなっていた。

いつしか自分が望んでいたやりたいことよりも、

目先の仕事ばかりに一生懸命になってしまった。

気づいたときには、心も体も完全に疲弊しきっていた。

 

「自分は一体何がしたいんだっけ」

気づいたときには、ただぼんやりとその場で立ち尽くすしかない。

消耗した心と体で、ゼロからアイデアを考えることは困難だ。

いろいろやったはずなのに、結局自分に何も残っていないことを知る。

 

「自分には何ができるかな」

やりたいという気持ちより、自分にできることを考えるようになった。

私の得意なものって何だっけ?

強みが欲しいけど、どうしたらいい?

 

からっぽになった自分を、豊にしてく作業を始めよう。