日々、フジマキコクバン。

大阪在住。フリーの編集者兼ライター・フジマキユウコが書いています。

もう6年も経ったのか、まだ6年しか経ってないのか。

 

今、会いたいんよな。

 

30歳になった自分と父上が、どんな話をするのか。

とっても気になるよ。

 

この12月1日は父上の7回忌。

この前後の季節は、家族みんな思い出すみたいで、

ちょっと不安定な気持ちになる。

 

突然辛くなったり、泣きたくなったり、寂しくなったり、する。

 

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ね。

自分の今は永遠やと思ってた。

ずっとみんな一緒にいて、終わらんと思ってた。

病気だって、すぐ治るもんやと思ってた。

 

私が30を過ぎても、

当たり前に父も母もそこにいるものだと思ってた。

 

まだ24歳やった私は、

自分のことでイッパイイッパイ過ぎで、父に対して何も出来なかった。

弱ってゆく父の姿と、

父に対する自分のどうしようもない感情でグチャグチャになってた 。

 

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 膵臓癌を宣告されて、半年もたなかった。

全身に癌が転移していたから、手の施しようがない。

人間から植物になってゆくようやった。

枯れてゆく木みたいに、静かで、どんどん生気が無くなってゆく。

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サヨナラの季節。

もう、アカンねやね。お父さん、死んでしまうんやね。

軌跡、起きて欲しかった。ドラマとかマンガみたいにな。

 

死なないでって、助けたいって思ってても、

手も足も出せないまま、ただ茫然と見つめていないといけない。

こんな苦しいことが、人の最期なんかと知った。

 

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 握りしめても、そこに生命はないんや。

「あと一週間です」と主治医に言われたその日、突然、お父さんは逝ってしまった。

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 忘れられない。忘れたくない。忘れてしまいそうになる。

いつでもどこでも、思い出すようにしてる。

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 人生初のお通夜とお葬式。

お父さんの遺影は、私が撮った写真。

 

まっちゃ町のうどん屋の大将やって、カッコ良い職人気質の人やった。

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 納骨の日。お骨持って、正真正銘最後の2ショット。

喪服、一切持ってなかったから、、、とりあえず、黒っぽいの着てた。

 

もう6年も経ったんか。ついこの間のようやなぁ。

 

寂しい。やっぱり。

寒い季節になると思い出す。一番辛い時期やったから、なおさら。

父上のこと、めちゃくちゃ好きやったから、今も悲しい。

 

明日は、父上が可愛がっていた私のイトコが料理長を務めるお店で、

家族でランチをする。楽しみ。母は、よく父の話をする。

母は、父と結婚して良かったと言っている。

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仲良し夫婦やったから。凄まじいケンカしてたけど。

 

お父さんは全然間に合わなかったけど、

お母さんにはちゃんと親孝行ができるようになりたい。早く。