日々、フジマキコクバン。

大阪在住。フリーの編集者兼ライター・フジマキユウコが書いています。

とんでもなく寂しい。

12月は寂しくなる。

 

お父さんが死んだ月やから、思い出す。

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5年経ったけど、絶対に忘れない。

忘れそうになるから思い出すようにしてる。

忘れたくなくても忘れそうになるから、

しっかり思い出して、記憶を繋ぎとめとかないかん。

 

お父さんに病気(膵臓癌)が見つかってから死ぬまで、

ずっと写真撮ってた。

死んで欲しくなかったから、死ぬまでずっと撮り続けた。

 

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痩せて、弱々しくなってゆくお父さんにレンズを向けまくった。

祈りに近かったと思う。死なないでって祈ってたんやと思う。

 

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入退院を繰り返しながら、

猛スピードで死に近づいていくお父さんを、

必死で追いかけてた。

追いかけても追いかけても、とうとう追いつけんかった。

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なんで、外で遊ばんとうどん屋の大将で、

真面目に働いて、娘3人育てた私の大好きなお父さんが、

こんな目に遭ってんねんやろうと思ったら、

神様も仏様もおらんし、あらゆることがどーでもよくなった。

 

 

24歳の冬。12月1日に死んでしまった。

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ただただ、泣きながら写真を撮り続けて、撮り続けて、私は、

自分はなんて冷たい人間なんやと思った。

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「ほんまに人間って死ぬんやなぁ」と思った。

殺しても死ねへんと思ってたお父さんがホンマに死んでしもた。

 

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なんでなんやろう。

って、ずっと考えてた。考えてもしゃーないこと、えんえん。

 

もっと一緒にお酒も飲みたかったし、話したかったし、

悩みもたくさん相談したかった。

 

親孝行も出来んまま、

病気が見つかって半年もせんうちに死なれて、

やっぱり、いつまで経っても寂しい。

 

3人姉妹で末っ子やった私は、

一緒におれた時間が短くて、でも、絶対に私が一番好きやったと思う

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モヤモヤしたり、自信がなくなったり、体調が悪かったり、

モチベーションが下がったりすると、

お父さんに堪らんほど会いたくなってしまう。

 

お父さんは絶対的に私の味方で、私のケンカ相手で、

今更寂しくて仕方ない。

 

来年私は30歳になり、お父さんは7回忌を迎えます。

すごくキリが良いなぁと思うので、パーッとなんかやりたなぁ。

と思ってる。