日々、フジマキコクバン。

大阪在住。フリーの編集者兼ライター・フジマキユウコが書いています。

恋心、復活。

大学時代、何に夢中になってたかって話をしてて、

周りの人たちは「サークル」とか「バイト」とか「恋愛」とか、ね。

羨ましい限りです。ホントに。

 

私はというと…

 

「明治の文豪…ボソボソ」(小声)

 

です。

「え?なんて?」って、「え?なんて言うたん」ってなもんです。

 

夏目漱石とか…川端康成とか…内田百閒とか…ボソボソ」

 

みんな、キョトンです。

「THE・キョトン顔」をされてしまいます。

でもね、知って欲しい。明治の文豪の素晴らしさ、おかしみ。

 

男前で知的!博学!なのに、狂ってるんです。

本当に。知れば知るほどハマっちゃいます。恋しちゃいます。

明治の文豪に。嘘ぢゃないんだからっ!

 

フジマキのイチ押し!文豪は、

  1. 夏目漱石
  2. 川端康成
  3. 内田百閒

です。本当に大好き。

今、生きておられるなら、絶対、丁稚奉公したい。「センセー!」

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すげぇ時代だ。本当に。

だってさぁ、他にも芥川とか太宰とか志賀直哉とかもいたのですよ。

谷崎潤一郎とかもやし、正岡子規もですよ!?興奮してしまう。

 

また、この熱は後日ブログにて懇々と書き記しますが…。

 

最近、明治の文豪熱がやたら上がってきておりましてね。

本棚をひっくり返しては、本を読みふけっております。

 

あぁいい。本当にいい。

あと、もう一人大好きなのが版画家・谷中安規です。

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たになかやすのりと読みます。

自分では「やなかの墓のあんき」と名乗っていたそうな。

 

内田百閒と芥川龍之介と仲が良かったようで、

百閒の本の装丁、挿絵をよく担当していた記憶があります。

百閒からは「風船画伯」という敬称を与えられていて、

ファンの中では風船画伯やアンキと呼ばれています。

 

版画家の中で、一番好き!作品も本当に素晴らしいのですよ。

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わはは。かわゆい。谷中安規、自画像です。

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作品も、ユーモラスで幻想的なんですよねぇ。

ポップなのにそこはかとなく暗い感じ、陰な感じがします。

 

版画といえば、棟方志功を挙げる人もいてはると思いますが、

私は断然谷中安規です。対照的な2人ですから、比べようもないけど。

 

作品も好きですが、生き様がねぇ。良いのですよ。。。

泣いちゃうなー。

 

彼は、偏屈で扱い難い人代表・内田百閒に愛されてた。

長い間、家を持たずにフラフラと現れては食事をたかり、

小遣いを申し訳なさそうにせびり、またフラフラっとどこかに行く。

失恋して毎晩、寺のお堂で踊り狂う…など、

個性が若干強過ぎるところも素敵だなぁと。

 

貧乏で、生米をほうばり、健康の為にニンニクを齧ってたんですよ。

仕事で得たお金で喫茶店に入り、コーヒーを飲むのが楽しみだったとか。

 

でもね。アンキさんは、昭和初期・終戦後に死んでしまいます。

 

空襲でアパートが焼け、空き地に小屋を建て、

大好きなカボチャを植えたと言います。

 

しかし、そのカボチャが実る前に栄養失調で死んでしまいました。

49歳の若さで。。。

 

面白いのに、切ない。

作家には切なさと愛敬がないと、ダメなんですよ。

これは、私の個人的趣味ですが。

 

大学時代、バカだった私は、

当時借りていた奨学金でアンキの作品集(当時20万円)を、

本気で買おうとして怒られたことがあります。

買っておけば良かったと後悔しています。

 

明治~昭和初期の作家への熱が上がってきましたよぉ。。。